日時 | 2017年10月26日(木)-27日(金) |
会場 | 宮古市立重茂小学校、宮古市民文化会館 |
主催 | 日本海水学会若手会 |
協賛 | 日本海水学会西日本支部など |
シンポジウムの様子
参加者の感想
栗栖宏樹(神戸大学大学院)
2017年10月27日に宮古市民文化会館で行われた第4回海水・生活・化学連携シンポジウムに参加し、「FO膜法による海水淡水化に用いる温度相転移物質の再生に関する検討」という題目でポスター発表を行った。また、宮古市立重茂小学校にて行われた理科実験教室、および岩手県の被災と復旧への展望を伝える講演会に参加した。以下にポスター発表および学生ボランティアに関する感想を記載する。
- ポスター発表
普段参加する学会とは少し異なり、様々なバックグラウンドを持つ方々と議論をすることができました。それぞれ専門分野は違えども、海水を軸とした化学の知見を活かしてより良い生活を生み出すことを最終目標にしている点はどの発表にも通じており、学生同士互いに切磋琢磨して研究に励みたいと改めて感じました。
また、この度は最優秀ポスター賞をいただくことができ大変光栄に思います。学会関係者の皆様、ポスター発表を聴いてくださった皆様に御礼を申し上げます。最後になりますが、本研究を進めるにあたりご指導頂いた先生方をはじめとする神戸大学松山・吉岡研究室の皆様に深く感謝を申し上げます。
- 学生ボランティア
今までの私は被災地復興のボランティアになかなか参加できずにいましたが、普段私たちが学んでいる理科・化学でもボランティアとして貢献できることに大きな喜びを感じ、化学を学んでいることに誇りを感じました。同時に、化学を教わる側から伝えていく側に少しずつ変わっていく必要があることを認識し、身が引き締まる思いでした。