日時 | 2024年10月 5日(土)10:00~ |
会場 | 東京大学弥生講堂 対面・オンライン配信のハイブリッド開催 |
主な対象 | 一般、学生、院生、若手研究者 |
講演要旨 | 冊子は別売(500円/1部―要事務局連絡) |
参加方法 | 会場参加・オンライン参加ともに事前登録をお願いいたします。 ( こちら からご登録ください。) ※会場参加は事前登録なしでも参加可能です。 |
内容 | 人口増加や環境変動、国際紛争、食料危機など地球規模で生起する問題、危機に対応するため、国際社会は連携、協力を進めてきた。また、日本はこれまでもJICAを通じた技術協力、CGIAR等との共同研究によって、海外諸国の農業の発展、地域振興に寄与する国際貢献を行ってきた。その一方で、地球環境保全の制度整備の遅れ、フードサプライチェーンの脆弱性などの国際的課題も露呈してきている。このような現状に対して、日本の農学の様々な分野が現在から将来にわたってどのように貢献できるのか、これまでの実績を振り返りつつ議論する。 |
講演題目
10:10~ | イネの分子育種を用いた食料問題緩和へのチャレンジ | 芦苅 基行(名古屋大学生物機能開発利用研究センター) |
10:45~ | サブサハラアフリカの食料危機に立ち向かう作物科学 | 辻本 泰弘(国際農林水産業研究センター生産環境・畜産領域) |
11:20~ | 脱炭素世界での糖獲得戦略 -世界と協調して糖を利用していくためには- | 五十嵐 圭日子(東京大学大学院農学生命科学研究科) |
13:00~ | モンゴル遊牧民伝承に基づく家畜の健康維持と荒廃草原の回復 | 浅見 忠男(東京大学大学院農学生命科学研究科) |
13:35~ | エビ類養殖業の現状と研究と技術開発を通じた国際貢献のあり方 | マーシー・ワイルダー(国際農林水産業研究センター水産領域) |
14:10~ | 農地における温室効果ガスの発生量推定と発生削減技術 | 秋山 博子(農研機構 農業環境研究部門) |
14:55~ | 環境変動対策を支える森林研究 〜長期的な観測から見えてきたこと~ | 佐藤 保(森林総合研究所) |
15:30~ | 国際農林水産業研究センター(JIRCAS)の国際共同研究 | 小山 修(国際農林水産業研究センター) |
16:15~ | 総合討論 | 司会 小﨑 隆(日本農学会副会長) |