特別講演会
沖縄本島の南西に位置する久米島には、国内最大の取水量を誇る海洋深層水があります。食品関連、水産分野、化粧品等、我々の生活に幅広く活用されています。また、海洋深層水を複合利用した再生可能エネルギーによる発電のひとつである海洋温度差発電(太陽からの熱エネルギーにより温められた表層海水と海洋を循環する冷たい深層海水との温度差をタービン発電機により電力に変換する発電)においても「GX島嶼モデル」として注目されています。さらに、海水には多種多様の無機塩が存在しており、材料転換により有効活用することが期待できます。本講演会では、海水活用の最前線として、海洋深層水、海洋温度差発電、海洋資源と無機材料を知ってもらう内容といたしました。奮ってのご参加をお待ち申し上げます。
主催 | 日本海水学会若手会、日本海水学会 |
共催(予定) | (公財)ソルト・サイエンス研究財団、日本海水学会海水資源・環境研究会 |
特別協賛(予定) | 無機マテリアル学会 |
協賛 | 日本海水学会西日本支部、電気透析および膜技術研究会、海水環境構造物腐食防食研究会、環境・生物資源研究会、塩と食の研究会、分析科学研究会、分離技術会、(一社)日本粉体工業技術協会晶析分科会、化学工学会材料界面部会晶析技術分科会、化学工学会反応工学部会反応場の工学分科会 |
日時 | 令和7年3月4日(火)10:00~11:40 第一部、3月6日(木)9:00~11:50 第二部 |
場所 | イーフ情報プラザ(〒901-3108 久米島町字比嘉160-57) |
プログラム
第一部 3月4日(火) 海洋深層水と海洋温度差発電を知る
10:00-10:05 開会の挨拶 | 日本大学 亀井 真之介 |
座長 海事検定協会 西田 紀彦 |
10:05-10:30 講演:「海洋温度差発電と世界に広がる久米島モデル」(仮) | (一社)GOSEA 事務局長 岡村 盡 |
10:35-11:00 講演:「深層水を利用した微細藻類の培養研究とロートが目指す未来」 (仮) | ロート・F・沖縄 代表取締役社長 中原 剣 |
11:05-11:30 講演:「アタラナイカキ~牡蠣の完全陸上養殖と海洋深層水の深いつながり~」(仮) | ジーオーファーム COO 鷲足 恭子 |
11:35-11:40 閉会の挨拶 | 静岡大学 佐野 吉彦 |
第二部 3月6日(木) 海洋資源と無機材料を知る
9:00-9:05 開会の挨拶 | 日本大学 亀井 真之介 |
座長 千葉大学 和嶋 陸昌
9:05- 9:45 講演:「海水から製造するマグネシウム化合物と用途(仮)」 | 宇部マテリアルズ(株) 西田 直人 |
9:45-10:25 講演:「製塩苦汁から製造される水酸化マグネシウムの高純度化に関する検討(仮)」 | (公財)塩事業センター 海水総合研究所 峯尾 隼人 |
10:25-11:05 講演:「海水を利用した炭酸カルシウムの合成(仮)」 | 日本大学理工学部物質応用化学科 向後 光亨 |
11:05-11:45 講演:「海洋でのコンクリートの利用と問題点(仮)」 | 日本大学理工学部海洋建築工学科 柴山 淳 |
11:45-11:50 閉会の挨拶 | 日本海水学会若手会会長 / 徳島大学 倉科 昌 |
参加費
無料
問合せ先
日本海水学会若手会第16回学生研究発表会実行委員会
特別講演会オーガナイザー 西田 紀彦(海事検定協会)
小川 襲(ダイヤソルト)
佐野 吉彦(静岡大学)
学生研究発表会実行委員長 亀井 真之介(日本大学)
副委員長 倉科 昌(徳島大学)
副委員長 和嶋 陸昌(千葉大学)
副委員長 松本 真和(日本大学)
047-474-9004 kamei.shinnosuke◎nihon-u.ac.jp(メール送信の際、◎は@に変えてください。)
第16回学生研究発表会
日本海水学会若手会では学生を対象とした研究発表会を平成21年度より実施しています。本発表会は、学生の皆様に研究成果を発表する機会を提供するとともに、他大学の学生および教員や企業の技術者らとの交流のきっかけを提供することを目的としています。昨年度は北海道伊達市で開催され、雪が残る中での開催でしたが、第16回学生研究発表会は対極の沖縄県久米島での開催を予定しております。
沖縄県久米島には海洋温度差発電や海洋深層水の施設があり、学生の研究発表会および企業研究会に加え、特別講演会および見学会の実施を予定しております。次代の若手研究者の育成につながる本会は、多くの学会員にとっても刺激的かつ有意義なものと考えています。「若手会」に年齢制限はございませんので、是非とも学生を「encourage」するために久米島の地に足を運んでいただけますと幸いです。奮ってのご参加をお待ち申し上げます。久米島の地で皆様にお会いできることを楽しみにしております。
※最新情報は日本海水学会若手会ホームページにて順次公開します
主催 | 日本海水学会若手会、日本海水学会 |
共催 | 日本海水学会海水資源・環境研究会 |
特別協賛 | 化学工学会材料界面部会晶析技術分科会、化学工学会反応工学部会反応場の工学分科会 |
協賛 | 株式会社ゼネシス、(一社)久米島町観光協会、日本海水学会西日本支部、電気透析および膜技術研究会、海水環境構造物腐食防食研究会、環境・生物資源研究会、塩と食の研究会、分析科学研究会、分離技術会(SSPEJ)、無機マテリアル学会、日本粉体工業技術協会晶析分科会 |
日時 | 2025年3月4日(火)10:00 ~ 6日(木)11:50 受付開始は9:30を予定 |
場所 | 特別講演会:イーフ情報プラザ(〒901-3108 沖縄県島尻郡久米島町宇比嘉160-57) 学生研究発表、企業研究会:イーフ情報プラザ(〒901-3108 沖縄県島尻郡久米島町宇比嘉160-57) ※会期期間中はすべて、イーフ情報プラザを会場として実施することに変更致しました。 久米島イーフビーチエリアに宿泊ください。見学会の移動につきましては、バスを手配いたします。 |
スケジュール
3月4日(火) 1日目
特別講演会Ⅰ、見学会(温度差発電、深層水など)、情報交換会
9:30-10:00 | 受付 |
10:00-11:40 | 特別講演会Ⅰ |
11:50-12:50 | 昼食休憩 |
13:00-16:00 | 見学会(「深層水・OTEC・久米島モデル」、「OTEC・水産養殖研究」、「微細藻類培養ハウス見学」、「牡蠣陸上養殖場見学」、「海ぶどう養殖場見学」の5か所を予定。 ※移動にはバスを手配いたします。また各見学場所には人数制限がありますので、見学時間ごとの受付フォームを準備いたしますので、事前にご回答をお願いいたします。 |
17:00-19:00 | 情報交換会(南島食楽園(予定)) |
3月5日(水) 2日目
学生研究発表会(フラッシュプレゼンテーション、ポスター発表)、企業研究会、交流会(表彰式を含む)
8:45- 9:15 | 受付 |
9:15-15:45 | フラッシュプレゼンテーション※、ポスター発表(昼休み休憩を含む) ※発表件数に応じて、3~5分の範囲でプレゼン時間を調整いたします |
発表会終了後 | 企業研究会 ※会場の大きさの関係上、参加企業数に上限がございます。ご参加を検討されている企業ならびに企業研究会の概要、運営に関するお問合せにつきましては、まずは下記担当者までご連絡ください。 asamoto.hiromichi◎nihon-u.ac.jp(メール送信の際、◎は@に変えてください。) |
18:00-20:00 | 懇親会(表彰式含む) |
3月6日(木) 3日目
特別講演会Ⅱ
8:30- 9:00 受付 |
9:00-11:50 特別講演会Ⅱ |
発表資格
高等専門学校生、大学生、大学院生。発表者に日本海水学会員が含まれているか、または学会員の推薦があること。
表彰
優秀な発表に対して数件の表彰を行います。
発表申込(申込期限:令和6年12月20日(金))
申込状況次第では延期の可能性もあります。最新の情報は学会ホームページでご確認ください。
参加申込
※発表申込をされた方も、別途、参加申込の手続きをお願いいたします。
講演要旨作成・提出方法(令和7年1月31日(金)予定)
講演要旨は、必ず所定の様式をダウンロードの上、作成してください。
参加費の振込先
受付簡素化のため、上記「参加申込」記載のMiiT+(ミータス)のご利用をお願いいたします。
(第1期申込期限:令和6年12月20日(金)):
ミータス内の 団体マイページよりクレジットカードで参加費のお振込みをお願いいたします(振込手数料:事務局負担)。
アカウントをお持ちでない方は、 アカウント作成ページにおいてアカウントの作成をお願いいたします。
使い方の詳細は こちらをご覧ください。
口座振込を希望される方は、下記、日本海水学会若手会の口座にお振込みください。また、お振込み後に事務局 wakatekai◎swsj.org(メール送信の際、◎は@に変えてください。)までご連絡をお願いいたします。なお、口座振込の場合、振込手数料は申込者負担でお願いいたします。
【ゆうちょ銀行以外の金融機関から手続きする場合】
ゆうちょ銀行 店番028 普通 口座番号9475203 日本海水学会若手会
【ゆうちょ銀行もしくは郵便局で手続きする場合】
記号・番号:10290-94752031 日本海水学会若手会
第1期参加費、懇親会費(2025年1月31日(金)まで延長します)
■参加費:学生5,000円、主催・共催・後援団体会員9,000円、会員外11,000円
※見学会参加費を含む。
■懇親会費:学生3,000円、主催・共催・後援団体会員7,000円、会員外8,000円
3月4日開催の情報交換会は別途4,000円/人の参加費となります。
1月31日以降の参加費、懇親会費
■参加費:学生7,000円、主催・共催・後援団体会員11,000円、会員外13,000円
※見学会参加費を含む。
■懇親会費:学生7,000円、主催・共催・後援団体会員9,000円、会員外10,000円
3月4日開催の情報交換会は別途4,000円/人の参加費となります。
※会場等の使用人数の把握をしたいため、第1期での参加申込みをお願い致します。
※懇親会場所は、周辺のリゾートホテルにて実施予定です。
領収書の発行について(発行依頼:2025年3月7日(金)締切)
領収書の発行を希望される方は、宛名および形式(①印刷して紙で郵送、②PDF化してメールで 送付)を記載の上、事務局 wakatekai◎swsj.org(メール送信の際、◎は@に変えてください。)までご連絡ください。学生分の領収書が必要な場合、取違防止のため、研究室単位でのご連絡をお願いいたします。3月14日(金)までに発送(郵送またはメール)いたします。なお、領収書は費目ごとに発行します。
問合せ先
第16回学生研究発表会 実行委員会
委員長 亀井 真之介(日本大学)
副委員長 倉科 昌(徳島大学)、和嶋 隆昌(千葉大学)、松本 真和(日本大学)
委員(特別講演会) 西田 紀彦(海事検定協会)、小川 襲(ダイヤソルト)、佐野 吉彦(静岡大学)
委員(研究発表会) 山中 真也(室蘭工業大学)、神田 康晴(室蘭工業大学)
委員(企業研究会) 朝本 紘充(日本大学)、工藤 翔慈(千葉工業大学)
委員(表彰) 正岡 功士(海水総研)、門田 和紀(和歌山県立医科大)、篠原 千明(鳴門塩業)、濱野 一平(ナイカイ塩業)
委員(懇親会) 市村 重俊(神奈川工科大)
委員(情報交換会) 甘利 俊太朗(東京農工大)、水口 尚(琉球大)
委員(Webサイト) 和田 善成(群馬高専)
事務局 佐々木 貴明(海水総研)
学生研究会発表会・見学会に関する問合せ:
047-474-9004 kamei.shinnosuke◎nihon-u.ac.jp(メール送信の際、◎は@に変えてください。)
企業研究会に関する問合せ:
047-474-2860 asamoto.hiromichi◎nihon-u.ac.jp(メール送信の際、◎は@に変えてください。)